フレッツ光とは?料金・速度・工事・メリットを現役通信工事士が分かりやすく解説

光回線

最終更新:2026年9月

「フレッツ光ってよく聞くけど、どんな光回線?」
「SoftBank光やドコモ光とは何が違う?」
「月額料金とは別にプロバイダー料金もかかるの?」
こんな疑問を持っている方も多いと思います。

この記事では、実際に光回線工事をしている立場から、
フレッツ光の料金・速度・工事・メリット・注意点まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

この記事の要点

まずは簡単にまとめ💡

✅ フレッツ光はNTT東日本・NTT西日本が提供する光回線
✅ 1ギガと10ギガのプランがある
✅ インターネットを使うには、基本的にプロバイダーの契約も必要
✅ SoftBank光やドコモ光などもNTTの光回線設備を使っている
✅ 工事前にWi-Fiルーターを置く場所まで考えておくのがおすすめ
✅ マンションでは建物内の配線方法によって通信速度が変わることがある

結論|フレッツ光はこんな方がおすすめ⭕️

⭕️ 自分で好きなプロバイダーを選びたい
⭕️ 1ギガ・10ギガから選びたい
⭕️ ひかり電話やテレビサービスも利用したい
⭕️ 店舗・事務所・会社などで使いたい
⭕️ インターネットの接続方法などにこだわりたい

結論|フレッツ光はこんな方がおすすめではない❌

❌ 毎月の料金をできるだけ分かりやすくしたい
❌ スマホとのセット割を使いたい
❌ 光回線とプロバイダーをまとめて契約したい

という方は、SoftBank光やドコモ光などの「光コラボ」も比較してみるのがおすすめです。
SoftBank光やドコモ光などの比較はこちらから

フレッツ光とは?

フレッツ光は、NTT東日本・NTT西日本が提供している光回線です。
自宅まで「光ケーブル」という細い通信ケーブルを引き込み、インターネットを利用します。
光ファイバーは、一般的な電話線などと比べて大量のデータを高速で送れるのが特徴です。
フレッツ光の提供エリアは、大きくNTT東日本とNTT西日本に分かれています。

⚠️申し込む前に、自宅の住所がフレッツ光に対応しているか確認しておきましょう。

フレッツ光ではプロバイダーも必要

フレッツ光を理解するときに、最初に知っておきたいのが「プロバイダー」です。
聞き慣れない言葉ですが、難しく考える必要はありません。

料金を見るときも、「フレッツ光だけの料金」ではなく、
「フレッツ光の料金+プロバイダー料金」の合計で考えることが大切です。

プロバイダーを自分で選べる💡

フレッツ光と光コラボは何が違う?

SoftBank光やドコモ光、ビッグローブ光などは「光コラボ」と呼ばれる光回線です。
「光コラボって何?」と思う方も多いと思います。
簡単に説明すると、
NTTの光回線設備を、SoftBankやドコモなど別の会社が自社サービスとして提供しているものです。

フレッツ光と光コラボを比較

【スマホ割引】
フレッツ光:基本的に大手スマホとのセット割はない
光コラボ:対応しているサービスが多い

【向いている人】
フレッツ光:プロバイダーを選びたい人・会社など
光コラボ:一般家庭・料金を分かりやすくしたい人

【NTTの光回線だからフレッツ光とは限らない】

実際の工事現場でも、「うちはNTTの回線だからフレッツ光ですよね?」と聞かれることがあります。
ですが、NTTの光ケーブルを使っているからといって、契約しているサービスがフレッツ光とは限りません。
例えば、SoftBank光・ドコモ光・ビッグローブ光などもNTTの光回線設備を使っています。
つまり、「どこの光ケーブルを使っているか」と「どこの会社と契約しているか」は別です。
同じNTTの設備を使っていても、契約する会社によって料金・キャンペーン・問い合わせ先などが変わります。

【フレッツ光には1ギガと10ギガがある】フレッツ光には、大きく分けて1ギガと10ギガがあります。

現役通信工事士のポイント|10ギガは家の中の機器等も大切

10ギガ回線を契約しても、家の中で使っている機器等が全て10ギガに対応していなければ、
本来の性能を十分に活かせません。

例えば、Wi-Fiルーター・LANケーブル・パソコン・HUB(LANを分けるための機器)などです。
新しく10ギガ用のLAN配線を作るのであれば、「Cat6A」という種類のLANケーブルを選んでおくと安心です。

また、パソコン側が1ギガまでしか対応していない場合は、10ギガ回線を契約してもパソコン側で速度が制限されます。
10ギガを契約したのに思ったより速くないという場合、光回線ではなく、家の中の機器が原因になっていることもあります。
10ギガを検討する場合は、回線だけではなく自宅の機器も確認しましょう!

フレッツ光の料金について

料金の詳細についてはこちら(西日本の方) 料金の詳細についてはこちら(東日本の方)

フレッツ光の開通工事

フレッツ光を新しく利用する場合は、基本的に開通工事が必要です。
「申し込んだら必ず○日後に使える」とは限りません。

開通までの日数は、工事の混雑状況・建物の設備・大家さんや管理会社との確認・追加工事が必要かどうかなどによって変わります。
3月・4月などの引っ越しが多い時期は工事予約が混みやすいため、利用開始日が決まっている方は早めに申し込むのがおすすめです。

現場あるある①|工事の日は予定を空けておこう

戸建ての光回線工事では、基本的に家の中でも作業をするため立ち会いが必要です。
工事当日に不在だと、工事ができず別の日に変更になる場合があります。
また、電柱などの高い場所で作業する工事では、強風や大雨などによって安全に作業できず延期になることもあります。
「この日までに絶対ネットを使いたい」という場合は、ギリギリではなく余裕を持って申し込んでおきましょう。

【戸建てのフレッツ光工事】

戸建てでは、一般的に電柱などから自宅まで光ファイバーケーブルを引き込みます。
※詳細はイメージ図で!

現場あるある②|古い家では配管に光ファイバーが通らないことも

戸建てでは、もともと電話線が通っている管を利用して光ファイバーを通すことがあります。
※詳細はイメージ図で!

現役通信工事士のポイント|ルーターの場所まで考えておこう

工事現場でよくあるのが、「とりあえずここにルーターを設置したけど、2階までWi-Fiが届かない」
「テレビの裏にルーターを置いたらWi-Fiが弱くなった」というケースです。
光回線工事では、「光ファイバーをどこから家に入れるか」だけではなく、「ONUやWi-Fiルーターをどこに置くか」まで考えておくことが大切です。

Wi-Fiルーターを下記の場所に置くと、電波が家の中に広がりやすくなります。

✅ 家の中央に近い場所
✅ 床ではなく少し高い場所
✅ 周りに大きな家具や家電が少ない場所


希望した場所へ必ず設置できるとは限りませんが、工事当日に作業員へ相談してみるのがおすすめです。

マンション・アパートでは配線方法を確認しよう

マンションやアパートでは、建物の中でどのようにインターネット回線を各部屋へ届けているかによって通信環境が変わります。

代表的なのは次の3種類です。

光配線方式

建物の共用部分から部屋まで光ファイバーを引き込む方法です。
部屋まで直接光ファイバーが来るため、3つの中では高速通信に向いています。

VDSL方式

建物までは光ファイバーですが、建物の中では昔からある電話線を使って各部屋まで通信する方法です。
電話線を利用するため、光配線方式と比べると通信速度が低くなりやすい特徴があります。

LAN方式

建物の共用部分から各部屋までLANケーブルを使って通信する方法です。
建物に設置されている設備によって通信速度が変わります。

現場あるある①|マンションで速度が出ないときは配線方式も確認

マンションで、「光回線を契約したのに思ったより遅い」という相談があります。
その原因の一つが、建物内の配線方式です。
特にVDSL方式では、建物の中で電話線を利用するため、部屋まで直接光ファイバーを引く「光配線方式」と比べて通信速度が低くなりやすくなります。
この場合、自分だけ契約プランを変えても改善できないことがあります。
建物自体の設備が関係するためです。
マンションで光回線を契約するときは、「自分の部屋は光配線方式ですか?」と確認してみると分かりやすいです。

よくある質問

【Q.フレッツ光だけ契約すればインターネットを使えますか?】

基本的にプロバイダーの契約も必要です。
料金を比較するときは、「フレッツ光+プロバイダー料金」で考えましょう。

【Q.フレッツ光とSoftBank光は同じ回線ですか?】

使っている光回線設備には共通する部分があります。
SoftBank光もNTT東日本・NTT西日本の光回線設備を利用しています。
□ 契約する会社
□ 月額料金
□ キャンペーン
□
 スマホとのセット割
□ 問い合わせ先
上記は違います。

【Q.1ギガと10ギガならどちらがおすすめですか?】

ネット検索・動画・SNSなど一般的な使い方なら、1ギガで十分な家庭は多いです。
□ 大きなデータを頻繁にやり取りする
□
 家族みんなで大量の通信をする
□
 高速なネット環境にこだわりたい

上記の方は10ギガを検討してもいいでしょう。
※10ギガを使う場合は、Wi-FiルーターやLANケーブル、パソコンなども対応しているか確認してください。

【Q.光コラボからフレッツ光へ変更できますか?】

変更できる場合があります。
光コラボからフレッツ光へ契約を変更するときには、「事業者変更」という手続きを利用できる場合があります。
「今使っているNTTの光回線設備をできるだけそのまま使って、契約先を変更する仕組み」です。設備状況などによっては工事が必要になることもあります。

【Q.フレッツ光の工事はどれくらい時間がかかりますか?】

工事内容によって変わります。
戸建てで光ファイバーがスムーズに通れば、比較的短時間で終わることもあります。
□ 配管に光ファイバーが通らない
□
 新しく配線する必要がある
□
 マンションの共用設備から作業する

などの場合は時間がかかることがあります。
工事日は、直後に予定を入れすぎないことおすすめします。(切実に)

【Q.マンションでも速いですか?】

建物によって違います。
特に確認してほしいのが、「部屋まで光ファイバーが来ているか」です。
光配線方式なら高速通信を利用しやすいですが、VDSL方式などでは建物内の設備によって速度が制限される場合があります。

まとめ|フレッツ光は自分でプロバイダーを選べるNTTの光回線

メリット

✅ 全国の幅広い地域で提供されている
✅ 1ギガ・10ギガから選べる
✅ 自分でプロバイダーを選べる
✅ ひかり電話やテレビも利用できる
✅ 一般家庭だけでなく会社・店舗でも利用できる

デメリット

⚠️ プロバイダー料金を別に考える必要がある
⚠️ 光コラボのほうが安くなる場合がある
⚠️ スマホとのセット割を使いたい人は光コラボも比較したい
⚠️ マンションでは建物内の配線方式によって通信環境が変わる

現役通信工事士として最後に伝えたいこと💡

光回線を選ぶときは、「月額料金が安い」「最大10ギガだから速い」という数字だけで決めないことが大切です。

だからこそ、分からないことがあれば工事当日に作業員へ確認してみてください。
フレッツ光だけではなく、SoftBank光やドコモ光などの光コラボも比較しながら、
※料金・割引・提供エリア・工事費・サービス内容は変更される場合があります。
申し込み前に必ずNTT東日本・NTT西日本および利用するプロバイダーの最新情報をご確認ください。

「料金」「スマホ」「通信速度」「工事」「自宅の環境」まで含めて、自分に合った光回線を選びましょう。
この記事を参考に、検討してみてください!

フレッツ光の申し込みフォーム

フレッツ光の申し込みは下記からお手続きできます。